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ICL(眼内コンタクトレンズ)手術で視力矯正|八王子友愛眼科 コラム 「ICLはやめた方がいい」は誤解?眼科医が解説するメリット・デメリットとクリニックの選び方
2026.04.29
ICL

「ICLはやめた方がいい」は誤解?眼科医が解説するメリット・デメリットとクリニックの選び方

icl やめた方がいい
今野医師
監修ドクター
八王子友愛眼科
インフィニティメディカル 理事⾧ 八王子友愛眼科 院⾧
今野 公士
専門分野:屈折矯正、白内障、涙道、眼瞼
専門分野:屈折矯正、白内障、涙道、眼瞼

「ICLはやめた方がいい」という文言を目にすると、手術を不安に感じる方もいるのではないでしょうか。費用や手術のリスクなど、気になるのは自然なことです。

ICL手術のメリットやデメリット、考えられるリスクや合併症について、ICL認定医の視点からわかりやすく整理しています。あわせて、「やめた方がいい」と言われる理由についても解説します。

ICL手術を検討する中での疑問や不安を整理し、ご自身に合った選択を考えるきっかけとして、ぜひ参考にしてください。

「ICLはやめた方がいい」と言われる理由

「REASON」とある木のブロック

ICL手術を検討する中で、「ICL手術はやめた方がいい」といった意見を見かけると、不安に感じる方もいるかもしれません。こうした意見の背景には、術後の結果が完全には予測できないという不確実性への不安があります。

ICL手術をやめた方がいいと言われる理由は、主に4つあります。

まず、術後のリスクへの懸念です。ハロー・グレアや感染症、眼圧上昇などは発生頻度が高くないものの、まれに症状が長引く可能性もあり、視力に関わる手術であることから慎重に検討する方が多い傾向があります。

次に、見え方への不安です。見え方の変化は日常生活に直結するため、「思っていた見え方になるのか」と不安を感じやすくなります。

3つ目は、費用面の不安です。ICLは自由診療のため費用が高額になりやすく、「費用に見合う効果が得られるのか」と迷うケースもみられます。

4つ目は、将来への不安です。将来的に白内障の手術が必要になった場合には、ICLレンズを取り出す処置が必要になります。このような将来の対応も、不安につながる要因になっているようです。

ICLは視力改善の選択肢として有効な治療であり、安全性にも配慮された手術ですが、視力に関わる手術である以上、不安を感じるのは自然なことでもあります。

眼科医としても、そのような気持ちに寄り添いながら、リスクや特徴を正しくお伝えし、患者様に納得していただくことが大切だと考えています。

ICLは安全性が高い治療

ICL手術は、厚生労働省に承認された視力矯正治療であり、一定の基準を満たした医療機器として使用されています。

ICLは1990年代から臨床で用いられており、長期的なデータが蓄積されている治療です。現在では世界75ヶ国以上で承認され、300万件以上の実績があるとされています。

ICLは必要に応じてレンズを取り出すことも可能な治療であり、将来的な変化にも対応できる点も特徴の一つです。

白内障の手術が必要になった場合、ICLレンズを取り出す必要があることを不安に感じる方もいらっしゃいますが、ICLはもともと取り出せる設計となっており、白内障手術にも対応しやすい治療です。
比較されやすいレーシックも白内障手術は可能ですが、レンズ調整などに配慮が必要になるためリスクが高くなります。

ICLの安全性を担保するうえで重要なのが、手術の前に行われる適応検査です。ICLはすべての方に適しているわけではなく、検査結果をもとに手術の可否を慎重に判断します。術後の見え方や合併症への不安を感じる方もいらっしゃいますが、事前の適応検査によってリスクを見極めたうえで判断されます。

事前の適応検査では、以下のような項目を確認します。

  • 角膜の厚みやレンズを挿入するスペースの広さ、眼圧など目の状態
  • ICLが適しているかどうかの判断
  • 手術による負担やリスクが高くならないかの見極め

加えて、ICLは認定制度のもとで実施されており、一定の基準を満たした医師のみが手術を行います。こうした体制も、安全性に配慮された治療とされる理由の一つです。

現在主流となっているホールICLは、レンズ中央に小さな穴を設けることで眼内の水の流れを保ちやすくし、従来のICLで課題とされていた合併症リスクの低減に配慮されています。

参考:https://icl-japan.net/about/

ICL手術の仕組みについて知りたい方は、こちらの記事もご覧ください。

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ICLのメリット

裸眼での快適な生活シーン
  • メガネやコンタクトレンズに頼らず、裸眼で過ごせる
  • 朝起きたときから、はっきり見える感覚が得られやすい
  • 運転やスポーツなど、日常生活が快適になりやすい
  • 比較的安定した視力を維持しやすい
  • 角膜を削らず、見え方に応じて調整できる可能性がある
  • 強い近視や乱視の方でも適用となる場合がある
  • ドライアイの影響を受けにくいとされている 

ICLのデメリット

  • 術後にハロー・グレア(光のにじみ)や違和感を覚える場合がある
  • まれにレンズの位置調整や入れ替えなど、追加処置が必要になることがある(発生率:約2%)
  • 自由診療のため費用が高額になりやすい
  • レンズをオーダーメイドで作製するため、手術までに2週間〜2ヶ月ほどかかる場合がある

ICLのデメリットについて知りたい方は、こちらの記事もご覧ください。

ICLのデメリットを解説しているコラムのアイキャッチ
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「ICLはやめた方がいい」という意見は一概には当てはまらない

「ICLはやめた方がいい」という意見を目にすることもありますが、理由は人によってさまざまで、すべての方に当てはまるものではありません。

ICLは適応条件を満たしている場合、有効な視力矯正の選択肢の一つです。手術の可否は、角膜の厚みや前房の深さ(角膜と水晶体の間の距離)など、目の状態を総合的にみたうえで判断されます。

スポーツをよくする方や、コンタクトレンズによる乾燥が気になる方には適している場合があります。

最終的には医師と相談しながら、ご自身に合った方法を選んでいくことが重要です。

クリニック選びで確認したいポイント

看板の前で立つ今野医師

ICL手術で後悔しないためには、「どのクリニックで受けるか」も重要です。ICLは眼内にレンズを挿入する手術のため、信頼できるクリニックでの受診が不可欠です。

クリニックごとに対応や体制は異なるため、事前にポイントを整理して比較しておきましょう。

ICL認定医の専門性と実績

ICL手術は専門性が高く、執刀する医師の経験が重要です。ICLは認定制度のもとで行われる手術であり、所定の基準を満たした医師(ICL認定医)のみが執刀します。

そのうえで、症例数や経験の違いによって対応力に差が出ることもあるため、どの程度の実績があるかは確認しておきたいポイントです。

クリニックを選ぶ際は、特に以下の点を意識すると判断しやすくなります。

  • ICL手術に関する知識や技術を持つ医師か
  • 手術経験や症例数がどの程度あるか
  • 継続的に技術や情報のアップデートが行われているか

八王子友愛眼科ではICL認定医が複数名在籍し、症例数も豊富です。これまでの経験をもとに、一人ひとりの目の状態に合わせた治療を行っています。

適応検査とカウンセリングの内容

ICLでは、適応検査の精度が重要です。角膜の厚みやレンズを入れるスペース、眼圧などを確認し、手術の可否を判断します。

検査内容や説明の丁寧さはクリニックによって異なるため、不安や疑問をしっかり解消できるかどうかも確認しておきましょう。

当院では、適応検査をもとに目の状態を詳しく確認し、納得できるまで丁寧に説明を行っています。

費用と術後のフォローアップを確認

ICLは自由診療のため、費用や含まれる内容はクリニックごとに異なります。どこまでが費用に含まれているかは事前に確認しておきましょう。

また、術後の通院スケジュールやフォロー体制も重要です。万が一のトラブル時に相談できるかどうかも含めて確認しておくと安心です。

八王子友愛眼科では、費用の内訳はカウンセリング時にご説明し、術後のフォローについても通院の流れに沿ってご案内しています。

ICLの費用について詳しく知りたい方は、こちらの記事もご覧ください。

ICL 費用
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よくある質問

ICL手術には多くのメリットがありますが、検討する中で疑問や不安を感じる方もいらっしゃいます。

手術前に知っておきたい準備のポイントや、費用の考え方、慎重に検討したいケースについて整理しています。ぜひ参考にしてください。

ICL手術後に後悔しないために、どんな準備が必要ですか?

ICL手術で後悔を防ぐためには、複数のクリニックでカウンセリングを受け、それぞれの説明や提案の違いを比較しましょう。

以下の点を判断基準にして、カウンセリングを受けると自分に合ったクリニックを選びやすくなります。

  • 医師の説明が理解しやすいか
  • 手術後の通院やフォロー体制
  • 保証内容や追加費用の有無

ICL手術の費用対効果は本当に高いですか?

ICL手術の費用対効果は、ライフスタイルや価値観によって感じ方に違いがあるものの、長い目でみると高いと感じる方が多いようです。

理由は以下のとおりです。

  • 裸眼で生活できることで、日常の手間が減る
  • スポーツや外出時の快適さが向上する
  • コンタクトレンズやケア用品の継続的な費用が不要になる

ICLは初期費用がかかるものの、生活の変化と長期的な費用のバランスを踏まえて、費用対効果が高いと感じる方が多いようです。

ICL手術を受けるべきではない人の特徴は何ですか?

ICL手術はすべての方に適しているわけではなく、適応外となるケースや慎重に判断が必要な場合もあります。

たとえば、以下のような場合です。

  • 緑内障や白内障などの疾患がある
  • 重度の糖尿病など、全身疾患がある
  • 視力がまだ安定していない18歳未満
  • 術後の通院やケアへの対応が難しい
  • 手術に対する不安が強く残っている

最終的な適応は、検査結果や生活状況を含めて医師が総合的に判断します。

ICL手術以外の視力矯正方法には、どんな選択肢がありますか?

ICL以外にも、以下のような視力矯正方法があります。

  • レーシック
  • オルソケラトロジー
  • メガネ・コンタクトレンズ

レーシックは角膜をレーザーで削る手術、オルソケラトロジーは夜間にレンズを装着して日中の見え方を補う方法です。

それぞれ適応や特長が異なるため、目の状態やライフスタイルに合わせて選ぶことが大切です。

八王子友愛眼科のオルソケラトロジーについてはこちらでご案内しております。ぜひ参考になさってください。

まとめ

ICL手術は、デメリットやリスクも含めて理解したうえで、自分に合うかどうかの判断が大切です。

見え方の変化を実感される方も多くいますが、感じ方には個人差があります。そのため、ICL認定医の説明を受けながら、不安や疑問を整理するとよいでしょう。

八王子友愛眼科では、ICLが自分に適しているかどうか悩む方に、無料の適応検査をご用意しています。ご自身の目の状態を確認するためにも、まず適応検査をご利用ください。ご予約はお電話やWeb、LINEにて承っております。

参考文献

1.日本眼科学会:屈折矯正手術(ICL・レーシック)に関する情報
https://www.nichigan.or.jp/

2.厚生労働省:医療広告ガイドライン(医療情報提供の考え方)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000208712.html

3.日本白内障屈折矯正手術学会(JSCRS):ICL(有水晶体眼内レンズ)について
https://www.jscrs.org/

4.FDA(米国食品医薬品局):Implantable Collamer Lens (ICL) Information
https://www.fda.gov/medical-devices

5.Staar Surgical(ICLメーカー公式):ICLの安全性と臨床データ
https://www.staar.com/

八王子友愛眼科は、医療法人社団インフィニティメディカルが運営する3つのクリニックのひとつです。グループには、八王子友愛眼科・武蔵野友愛眼科・湘南友愛眼科の3院があります。
ICLの無料適応検査は、八王子友愛眼科に加えて湘南友愛眼科でも実施しています。ご希望のクリニックまで、お気軽にご連絡ください。

八王子友愛眼科 ※ICL無料適応検査 実施中
〒192-0081 東京都八王子市横山町22−3 メディカルタワー八王子 6F
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湘南友愛眼科 ※ICL無料適応検査 実施中
〒254-0012 神奈川県平塚市大神8丁目1−1 THE OUTLETS SHONAN HIRATSUKA 1214区画 
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資格・所属学会
  • ICL指導医資格(STAAR Surgical認定)

  • 日本眼科手術学会所属

  • 日本白内障屈折矯正手術学会 所属

  • 日本眼科学会認定 眼科専門医

  • 杏林大学医学部眼科学教室非常勤講師

  • 日本涙道・涙液学会理事

  • 日本眼科学会プログラム委員

  • 南多摩眼科医会副会長

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