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ICL(眼内コンタクトレンズ)手術で視力矯正|八王子友愛眼科 コラム ICLでドライアイは悪化する?リスクと術後ケアを眼科医が解説
2026.06.03
ICL

ICLでドライアイは悪化する?リスクと術後ケアを眼科医が解説

icl ドライアイ
今野医師
監修ドクター
八王子友愛眼科
インフィニティメディカル 理事⾧ 八王子友愛眼科 院⾧
今野 公士
専門分野:屈折矯正、白内障、涙道、眼瞼
専門分野:屈折矯正、白内障、涙道、眼瞼

視力矯正の方法として近年注目されているICL(眼内コンタクトレンズ)は、裸眼での快適な生活を望む方に選ばれています。一方で、「ICLでドライアイが悪化しないか心配」「すでにドライアイがあるけれど手術できるのかな」と、不安に感じている方も少なくありません。

ICLは従来のレーシックと比べて、ドライアイのリスクが低いという特長があります。

ICLとドライアイの関係、ドライアイがある方の適応、術後のケアまでわかりやすくお伝えします。

ICLでドライアイは悪化する?

顎に手を当てて考える女性

ICLは、角膜を削る手術ではないため、もともとドライアイの方でも、基本的には悪化しにくいとされています。神経がしっかり働き続けるので、涙の分泌が維持しやすく、術後のドライアイの発症や悪化を抑えることが期待できます。

ただし、手術直後から約3か月ほどは切開や消毒、術後の点眼薬などの影響によって、一時的に目が乾きやすくなる場合があります。

乾燥感やゴロつきなどの違和感を覚えることもありますが、多くは経過とともに落ち着いていきます。

レーシックとの違い

レーシックとICLの違い

レーシック手術では、角膜の表面にフラップ(蓋のようなもの)を作成してから、レーザーで角膜を削ります。

フラップを作るときに角膜神経が切断されるため、術後にドライアイが発症しやすくなる傾向にあります。また、一度角膜を削ると元に戻すことはできません。

ICLとレーシックのどちらが自分に合っているかは、目の状態やライフスタイルによって異なりますので、眼科医と相談しながら選びましょう。

ICLとレーシックの違いについて詳しく知りたい方は、こちらの記事もご覧ください。

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ドライアイでもICLは受けられる?

ドライアイがある方でも、ICL手術は可能です。ただし、ドライアイの症状が強い方は注意が必要です。

重度のドライアイや角膜に強いダメージがある方は、先にドライアイ治療を優先する場合もあります。

ドライアイが強かったり、角膜に傷があったりすると、レンズの正しい度数計算ができなくなることがあるからです。

また涙の量や角膜の状態によっては、術後に乾燥する感覚や見えにくさが一時的に強く出る可能性があるため、術前検査で目の状態を詳しく確認します。

自己判断せず、まずは適応検査で現在の目の状態を確認してもらうことが大切です。

手術前に確認しておきたいこと

ICLを安全に受けるためには、事前に目の状態をしっかり確認してくことをおすすめします。

特にドライアイが気になる方は、現在の症状を医師へ伝えましょう。

コンタクトレンズを長期間使用している方は、角膜に負担がかかっている場合があります。検査前は一定期間コンタクトを外す必要があるため、事前にスケジュールを確認しておきましょう。

不安な症状や気になることがあれば、カウンセリング時に遠慮せず相談することが大切です。

コンタクトによる目の負担を軽減

コンタクトを長時間装用すると、角膜の表面が傷つきやすくなり、ドライアイにつながる場合があります。

ICLによってコンタクトレンズの装用が不要になり、ゴロゴロ感や充血が気になりにくくなる方もいます。

また裸眼で生活できるようになるため、日常生活での目の快適さが向上するでしょう。

特に、コンタクトによる乾きや違和感に悩んでいる方にとっては、ICLによりコンタクトが不要になることで、目の快適さが改善されたと感じる方もいます。

ただし、効果には個人差がありますので、まずは眼科医にご相談ください。

ICLとドライアイの関係をわかりやすく解説

スクラブを着てファイルを持つ女性医師

ここでは、ICLとドライアイの関係について解説します。ICLの特徴や術後にドライアイが起こる原因を正しく理解して、術後の不安解消の参考にしてください。

ICLの仕組み

ICLは「Implantable Collamer Lens(眼内コンタクトレンズ)」の略で、眼の中に薄いレンズを挿入して視力を矯正する治療です。

レンズは、黒目と虹彩の間にある「後房(こうぼう)」と呼ばれるスペースに固定されます。

ICLで使用するレンズは、やわらかく生体適合性の高い素材で作られており、眼内で自然になじみやすい設計です。必要に応じてレンズを取り出せる点も、ICLの特長です。

ICLの仕組み

ICLの仕組みについて詳しく知りたい方は、こちらの記事もご覧ください。

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ICL手術後のドライアイの主な症状

  • 目のゴロゴロ感
  • かすみ
  • 充血
  • 疲れやすさ

などがあり、一般的に数週間〜3か月程度で落ち着くことが多いです。

特に術後1〜2週間は乾燥を感じやすく、点眼で調整しながら経過を見るケースが一般的です。

ただし、以下に当てはまる場合は、症状が長引くことがあります。

  • もともとドライアイの傾向にある
  • 長期間コンタクトを使用していた
  • 涙の量や質が低下している
  • 目を酷使する生活習慣がある

症状の感じ方や回復速度には個人差があります。

ICL手術後のドライアイ対策

ICL手術の直後は目が敏感な状態のため、乾燥対策を意識して過ごしましょう。

  • 処方された目薬を指示どおりに使い続ける
  • エアコンの風を直接目に当てない
  • 長時間のスマホやパソコンの使用を避ける
  • 意識的にまばたきを増やす
  • 乾燥しやすい環境では加湿をする

術後しばらくは、目が回復していく途中の時期です。目を無理に酷使せず、適度に休憩を取りながら過ごしましょう。

点眼薬で目のうるおいを保つ

術後は、医師から処方された目薬を指示どおりに使い続け、目のうるおいをキープしましょう。

ヒアルロン酸などの成分が入った目薬は目の表面をうるおわせ、乾燥から守る効果が期待できます。

「なんとなく良くなってきたかな」と感じても、自己判断でやめてしまうのは禁物です。処方された期間はしっかり使い続けてください。

日常生活でできる乾燥対策

パソコンやスマートフォンの長時間の使用は、目の疲れや乾燥を招きやすくなります。

適度に休憩を挟んだり、意識的にまばたきを増やしたりするだけで、目の疲れをかなり軽減できます。

「20-20-20ルール(20分作業したら20秒間、20フィート=6メートル先を眺める)」も、目を休ませる方法としておすすめです。

エアコンなどの空調による乾燥を防ぐために、室内の湿度を適切に保つことや、加湿器の活用も効果的です。

ICLで注意したい合併症

ICLは安全性の高い治療法であるものの、稀にドライアイ以外の合併症が起こることもあります。

術後に起こりうる主な合併症を、症状ごとにご紹介します。

主な合併症

合併症症状
眼圧上昇目のかすみ目の奥の違和感痛み
度数やレンズサイズのズレ見えにくさ乱視のような見え方
感染症(眼内炎・眼前節毒性症候群)※眼前節毒性症候群(ぜんがんせつどくせいしょうこうぐん)稀なケースとして目の強い痛み充血視力の急激な低下
角膜内皮細胞(かくまくないひさいぼう)の減少角膜がにごって見える光がにじむ

気になる症状が続くときは、速やかに受診しましょう。

リスクを抑えるために大切なこと

ICLは安全性の高い手術ですが、リスクをできるだけ抑えるため、ポイントを押さえておきましょう。

術前に確認すること経験豊富なICL認定医が在籍するクリニックを選ぶ
事前検査で目の状態・ドライアイの程度を確認する
疑問や不安はカウンセリングで納得するまで相談する
手術当日・術後に気をつけること衛生管理が徹底された環境で手術を受ける
処方された目薬を指示どおりに使い続ける
術後の定期検診を欠かさず受ける

ICLとドライアイが気になる方は八王子友愛眼科へ

今野医師

八王子友愛眼科では、ICL認定医が一人ひとりの目の状態や、ライフスタイルに合わせた最適な手術をご提案しています。ドライアイのリスクを最小限に抑えながら、高い視力回復効果を安全に実現できる点が特長です。

丁寧なカウンセリングで手術への不安や疑問を解消し、術前から術後まで一貫したサポートを行っています。

まずは無料の適応検査で、ご自身の目の状態を確認するところから始めてみてください。

八王子友愛眼科が選ばれる理由

八王子友愛眼科が選ばれる理由のひとつは、ICLにおける豊富な症例実績です。数多くの手術経験をもとに、安全性に配慮した手術を提供しています。

また「ドライアイがあっても大丈夫?」など、患者さんが抱く疑問にも、日本眼科学会認定の眼科医が丁寧にお答えできるカウンセリング体制も整えています。

目の状態を詳しく分析したうえで、一人ひとりに合った治療計画をご提案し、手術後の定期検診でも経過を見守りながら、迅速に対応します。

裸眼で快適な生活を目指せるよう全力でサポートしていますので、お気軽にご相談ください。

まずは無料適応検査で目の状態を確認

八王子友愛眼科では、「ICLが適応するかどうか」が確認できる適応検査を無料で受けていただけます。

検査では、以下の内容を詳しく調べます。

  • 目の度数
  • 角膜の厚み
  • 眼軸長(黒目の表面から目の奥までの長さ)
  • ドライアイの症状

検査日には、必要に応じて費用や支払い方法、手術当日の流れ、術後の通院スケジュールについてもご説明します。

「まだ手術を決めていない」という段階でも、まずはお気軽にご相談ください。

よくある質問

ICLとドライアイに関する疑問をわかりやすくまとめました。手術を検討する前にぜひ参考にしてみてください。

ICL手術後は必ずドライアイになるのですか?

基本的にドライアイになることはありませんICLは角膜の神経を傷つけることもなく、涙の分泌量にも影響しません。

ただし、手術直後は切開や術後の点眼の影響によって、一時的に目が乾燥する感覚や違和感が出る場合があります。

術前の検査でリスクを事前に確認し、適切なケアで対処できますので、過度に心配しすぎる必要はありません。

ドライアイの人はICL手術を受けられないのですか?

ドライアイの症状があっても、ICL手術を受けられます。

ただし、症状が強いときは手術前にドライアイの治療を先に行います。

ご自身が適応かどうかは、目の状態を詳しく診たうえで判断しますので、お気軽にご相談ください。

ICL手術後のドライアイ対策は何ですか?

処方された目薬を指示どおりに使い続けることです。パソコンやスマートフォンの使用時間を見直して、こまめに目を休ませるのも効果的です。

また室内の湿度を保ったり、エアコンの風が直接目に当たらないよう工夫したりするだけでも、乾燥をかなり防げます。

レーシックとICLではどちらがドライアイになりにくいですか?

一般的には、ICLの方がドライアイになりにくいといわれています。

レーシックは角膜を削る手術のため、角膜の神経に影響が出やすく、術後に涙の分泌が低下することがあります。その結果、目の乾きやゴロゴロとした症状を感じやすくなる場合があります。

ICLは角膜を大きく削らずにレンズを挿入するため、角膜への影響が比較的少ない治療です。
そのため、ドライアイのリスクも抑えやすいと考えられています。

特に、もともとドライアイ傾向がある方は術前検査で涙の状態を確認してもらったうえで、自分に合った治療を選ぶことが大切です。

ICLとドライアイのご相談は八王子友愛眼科へ

ICLはドライアイのリスクを抑えながら、高い視力回復効果が期待できる選択肢のひとつです。多くの場合、すでにドライアイの症状がある方でも手術が可能です。

八王子友愛眼科では、術前から術後まで、日本眼科学会認定の眼科専門医による丁寧な検査・治療・サポートで、安心して手術に臨んでいただける環境を整えています。

コンタクトレンズやメガネから解放された快適な毎日のために、まずは無料の適応検査からお気軽にご相談ください。ご予約はお電話やWeb、LINEにて承っております。

参考文献

1.日本眼科学会:ドライアイ診療ガイドライン
https://www.nichigan.or.jp

2.日本眼科医会:目の病気・視力矯正手術に関する情報
https://www.gankaikai.or.jp

3.SFernandes P, et al.:Phakic intraocular lenses for myopia correction – Review of ICL clinical outcomes including dry eye
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/38372752

4.American Academy of Ophthalmology (AAO):Refractive Errors & Refractive Surgery Preferred Practice Pattern(ICL・ドライアイ関連)
https://www.aao.org

5.STAAR Surgical:EVO ICL 公式臨床データ・安全性情報
https://www.staar.com

八王子友愛眼科は、医療法人社団インフィニティメディカルが運営する3つのクリニックのひとつです。グループには、八王子友愛眼科・武蔵野友愛眼科・湘南友愛眼科の3院があります。
ICLの無料適応検査は、八王子友愛眼科に加えて湘南友愛眼科でも実施しています。ご希望のクリニックまで、お気軽にご連絡ください。

八王子友愛眼科 ※ICL無料適応検査 実施中
〒192-0081 東京都八王子市横山町22−3 メディカルタワー八王子 6F
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専門分野:屈折矯正、白内障、涙道、眼瞼
資格・所属学会
  • ICL指導医資格(STAAR Surgical認定)

  • 日本眼科手術学会所属

  • 日本白内障屈折矯正手術学会 所属

  • 日本眼科学会認定 眼科専門医

  • 杏林大学医学部眼科学教室非常勤講師

  • 日本涙道・涙液学会理事

  • 日本眼科学会プログラム委員

  • 南多摩眼科医会副会長

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