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2025.06.27
ICL
レーシック

ICLとレーシック、どっちが合ってる?眼科医が教える後悔しない選び方

ICLとレーシック、どっちが合ってる?眼科医が教える後悔しない選び方
今野医師
監修ドクター
八王子友愛眼科
インフィニティメディカル 理事⾧ 八王子友愛眼科 院⾧
今野 公士
専門分野:屈折矯正、白内障、涙道、眼瞼
専門分野:屈折矯正、白内障、涙道、眼瞼

視力矯正手術を考えるとき、「ICL(眼内コンタクトレンズ)とレーシック、どっちが自分に合っているんだろう?」と迷う方も多いのではないでしょうか。手術の方法や安全性・費用・見え方、この先の変化のためにも、比べるべきポイントがさまざまです。なかでもICLは、角膜を削らずに視力を矯正できる治療として注目されており、多くの強度近視や角膜が薄い方に選ばれています。

この記事では、ICLとレーシックの違いをわかりやすく整理し、それぞれの特徴や気になる点を比較しながらご紹介します。まだ決めきれずにいる方も、自分にとってどちらがより良いかを見つけるヒントになれば幸いです。

目次

ICLとレーシックの違いをわかりやすく知る

メガネを持つ20代の女性

視力矯正手術を考えたとき、「ICLとレーシック、自分にはどっちが合っているのか…」と迷う方は少なくありません。このパートでは、2つの手術の仕組みや回復までの流れ、視力への影響など、基本的な違いをわかりやすく整理します。はじめて手術を検討する方でも、全体像がつかめるよう丁寧に解説します。

ICLとレーシックの基本的な違い

ICLとレーシックの大きな違いは、「角膜を削るかどうか」です。ICLは、眼の中に小さなレンズを挿入する方法で、角膜の形を変えずに視力を矯正します。一方レーシックは、角膜をレーザーで削って屈折のバランスを整える施術です。

ICLは角膜をそのまま残せるため、もし視力が変化したときもレンズを取り出せる柔軟さがあります。レーシックは一度削ると戻せないため、やり直しがきくかどうか」という点が大きな違いです。

手術にかかる時間や回復スピードにも差があります。個人差はありますが、ICLを受けた方は翌日には視力が回復し、見え方が安定してくる方が多いです。

一方、レーシックを受けた方は翌日までヒリヒリした痛みや、視界がぼやけるような見え方が続く方が多いようです。

ICLとレーシックの比較表

まずは違いを知ることで、どちらがより自分にとって良いか見極めやすくなります。

ICLとレーシックが向いている人の違い

どちらの手術が向いているかは、目の状態やライフスタイルによって異なります。ICLは強度近視の方や角膜が薄い方にも適応しやすく、視力の変化にも対処しやすいため、これからのリスクを考えて決める方が多いです。

レーシックは軽度〜中等度の近視で、角膜の厚みが十分にある方に向いており、回復も早いことから「すぐに見えるようになりたい」方に好まれています。

ICL、レーシックのそれぞれ向いている人の解説

また、仕事や日常の過ごし方も重要な判断材料です。繊細な視覚作業をする職種や、長く安定した視力を望む方にはICLが選ばれやすく、費用や手軽さを重視する方にはレーシックが候補になることが多いです。

ICLとレーシックの安全性を比較

目の手術を行なっている様子

視力矯正手術を考えるとき、安全性はやはり気になるポイントの一つです。特に目の手術となれば、不安を感じるのは当然でしょう。

ここでは、ICLとレーシックおのおので起こりやすい合併症や、角膜への影響、その後の目の健康への配慮までを比べながら解説します。安心して手術を受けるためにも、両方の特徴を知っておくことが大切です。

ICLとレーシックの起こりやすい合併症とは

ICLとレーシックは、いずれも高い安全性が確立された手術ですが、起こりやすい合併症には違いがあります。

ICLは、眼の中にレンズを挿入する手術のため、白内障の進行や眼圧上昇といった眼の内部に関わるリスクが想定されます。一方、レーシックは角膜表面を削ることで視力を矯正するため、ドライアイや角膜の濁りなどの表層的なトラブルが起きるケースも。

とはいえ、どちらの手術も術前の精密な検査と術後の適切な管理によって、多くの場合このようなリスクは予防できます。あらかじめリスクの種類や頻度を知っておくと、納得して選べる材料にもなるので把握しておきましょう。

角膜を削る/削らない手術それぞれの安全性

レーシックは、角膜を削ることで視力を矯正する方法です。これは非可逆的、つまり一度削ったら元に戻せないのが特徴です。対してICLは角膜に手を加えず、レンズを挿入して視力を矯正します。そのため、角膜の構造をそのまま残せるというのが利点です。

この違いが今後のトラブル回避にも影響します。レーシックは角膜に変化を加えるため、術後の調整が必要になることもあります。ICLであれば、万が一トラブルが起きたとしてもレンズを取り出したり交換したりできる柔軟性が魅力です。

「あとから調整できるかどうか」は、手術方法を決定するうえで外せないポイントとなっています。

将来の変化にどう備えられるか

視力矯正は今の見え方だけでなく、その後の目の変化にも対処できるかどうかが重要です。加齢によって白内障や老眼の進行も珍しくありません。そんなとき、手術の内容によっては治療法に制限が生じる場合があります。

ICLは、白内障の手術が必要になった場合でもレンズの取り外しが比較的簡単にできるため、スムーズに次の治療に移行できます。対してレーシックは、角膜の構造が変わっているため人工レンズの度数計算が難しくなるケースがあるほか、角膜の強度によってはいくつか制限が生じるケースも否めません。

長い期間で見て安心できる手術を選ぶためにも、こうした将来への備えという観点も意識しておきたいところです。

ICLとレーシックの見え方の違い

ハローグレアを再現したぼやけた夜景の様子

視力矯正手術を選ぶとき、多くの方が気にするのは「どのくらい見えるか」だと思います。しかし、それ以上におさえておきたいのが「どう見えるか」という“見え方の質”ではないでしょうか。

ここでは、ICLとレーシックでは夜間での視力やスポーツ中の視界、日常生活における見え方にはどのような違いがあるかご紹介していきます。

夜間の視力やコントラストの違いを感じる場面とは

ICLとレーシックは、暗い場所や夜間の見え方に違いが出ることがあります。ICLは眼内レンズを使って視力を補正するため、コントラスト感度が高く、暗い場所でも明るさの違いがはっきり感じられる傾向です。夜の運転や照明が少ない場所でも、自然でクリアな視界を維持しやすいのが特徴です。

一方、レーシックでは角膜を削るため光の屈折が変わり、手術直後にハロー(光の輪)やグレア(まぶしさ)を感じる場合があります。多くは時間の経過とともに軽減しますが、夜間の視界に不安がある方は、事前にこうした可能性を知っておくと良いでしょう。

スポーツやアクティブなシーンでの見え方の違い

スポーツやアウトドア、動きの多いシーンでは、視線を素早く動かしたときの安定性や瞬間的な視認力が重要になります。ICLは眼内にレンズを固定するため、視線を動かしても視界のズレが起きにくく、バランスの取れた見え方が続きやすいのが大きなメリットです。レーシックよりは衝撃に耐性があり、アクティブな環境でも視力がブレにくいのが特長です。

また、ICLは眼内にレンズを固定する手技のため、角膜を削る必要がありません。そのため、生活スタイルや利便性に応じてレンズを取り出せるのもメリットで、紫外線もカットできる仕様です。このような可逆性や利便性も相まって、費用が高額になります。

一方、レーシックは角膜をレーザーで削って形状を調整する治療なため、一度行うと元には戻せません。レーシックも通常の生活では十分な視力が得られますが、角膜を削ることによる微細なゆがみが、動体視力や視界の滑らかさに影響があると感じる方もいます。レンズを挿入せず裸眼そのものに治療を施すので、当然紫外線がカットできるわけではありません。

特にスポーツなどで視覚の質を重視する方は、これらの点も比較材料になるでしょう。ただし、ICLより、比較的コストを抑えられる点が魅力です。

見え方の「質」にこだわる人に向くのはどっち?

視力の数値は同じでも、実際の見え方には違いがあります。ICLは、色の再現性やコントラストの鮮明さに優れており、解像度が高い視界を得られやすいとされています。たとえばデザイナーやカメラマン、医療従事者など、微細な視覚情報を扱う職種では、“見え方の質”が決め手になることも少なくありません。

ICLはコンタクトの装着から解放されるためドライアイのリスクはなく、むしろ改善が見込まれる点がメリットです。さらに、対応できる近視・乱視の度数についてもICLの方が幅広いため、角膜が薄い方やドライアイの傾向がある方にも適応しやすいとされています。

一方、レーシックは角膜を削る代償として角膜知覚神経障害を引き起こすことがあり、ドライアイが長期に継続する合併症のリスクがあります。

どちらが適しているかは術前検査の結果をもとに、医師と相談して決定する方がほとんどです。レーシックも視力の安定性には定評がありますが、角膜を削る影響で光の散乱や色のズレ(色収差)がわずかに起こる場合があるとされています。わずかな差に敏感な方や、高精度の視界を求める方は、こうした違いも踏まえて検討すると良いでしょう。

ICLとレーシックの可逆性・将来性の違い

目の検査を受ける女性

視力矯正手術は「一度やって終わり」ではなく、先を見据えて判断すべきです。特に、この先の視力の変化や、老眼・白内障といった加齢に伴う目のトラブルにどう対処できるかは、多くの方にとって気になるポイントではないでしょうか。

ここでは、「手術後に調整ができるか」「今後の変化にも対応できるか」といった視点で、ICLとレーシックの違いを整理していきます。

レンズを外せるICL、戻せないレーシック

ICLの大きな特徴は、術後でもレンズの取り外しができる「可逆性」があるという点です。たとえば、視力に変化が出たときや、何らかのトラブルが起きたときでも、レンズを取り出せる柔軟さがあります。特に若い方や、視力がまだ定まっていない方にとっては、変化に対する選択肢を残しておける安心感が得られるはずです。

一方レーシックは、角膜をレーザーで削る非可逆的な手術です。一度削ってしまうと元には戻せず、術後に視力が戻ったり老眼・白内障が進んだりしても再調整が難しいケースがあります。

「手術後、何かあった場合に対処できるかどうか」を重視したい方にとっては、ICLの可逆性は大きなメリットといえるでしょう。

老眼や白内障が進行した場合に対応しやすいICL

年齢とともに、誰しも老眼や白内障といった目の変化が訪れます。こうした変化に対して対策が取れるかどうかも、どちらにするか決めるうえで知っておきたいポイントです。

ICLの場合は、白内障の手術が必要になった際にも、レンズを取り外して新しい治療への切り替えが可能です。ICLが入っていても、白内障手術の妨げになることはありません。

一方レーシックでは、角膜を削ることで白内障手術の精度に影響が出る場合があり、人工レンズの度数計算が難しくなるケースもあります。また、角膜が弱くなることで別の手術が選べなくなる可能性もゼロではありません。このような対応力の高さでもICLは魅力的です。

ライフステージに応じた選択肢の違いとは

ICLは若い時期から中高年期まで、各自のライフステージに合わせた選択ができます。視力の変化や生活スタイルに応じて、レンズの入れ替えや摘出ができるため、長期にわたって視力を見守っていきたい方には心強い味方です。

レーシックは、一度の手術で完結するシンプルさが魅力ですが、再矯正が難しい点や角膜への不可逆的な変化が残るため、年を重ねた際の調整には限界があるといえます。

「今の視力を回復させる」だけでなく「これから先も視力のある生活を続けたい」と考える方にとって、ICLはライフステージに合わせた柔軟性を持ち合わせているので、大きな強みになるでしょう。

ICLとレーシックのメリットを比較

メリットとかかれた紙

ICLとレーシックには、おのおの違ったメリットがあります。手術の仕組みや見え方、加齢による症状に向き合えるかなどの比較で、自分に合った治療法が見えてくるはずです。

ここでは、両者のメリットを整理しながら、それぞれの特性をわかりやすく比較していきます。

ICLは見え方の質と視力の安定性に寄与

ICLは、クリアでコントラストの高い見え方が得られるのが特徴です。特に暗い場所での視認性や、細かい作業をするシーンでも安定した視界が保ちやすく、夜間運転やPC作業が多い方にとっては心強いポイントになるでしょう。また、強度近視にもマッチしやすく、術後の視力が長期間維持しやすいとされています。

一方、レーシックは軽度〜中等度の近視に対して手術直後から視力が出やすく、回復も早いのが大きな強み。早く見えるようになりたい、忙しくてダウンタイムを短くしたい、という方には特にメリットがある手術です。

どちらの手術も良好な視力は得られますが、「見え方の質」や「どれだけ視力が続くか」といった視点で、自分に合った方法を選びましょう。

可逆性と未来への選択肢が広がるICL

ICLの大きな強みは、手術後でもレンズを取り外せる柔軟性です。視力が変化したときや、加齢による目のトラブルが起きた場合でも、再治療がしやすくなります。

対してレーシックは、角膜を削る一度きりの手術であるため、術後に元へ戻すことはできません。手術自体はシンプルで完結しますが、その後の変化には制限がある傾向です。

これから先の視力まで見据えて選びたい方には、ICLのように「後から調整できる安心感」がある治療法は大きな魅力になるのではないでしょうか。

適応範囲の広さと個別の状況に対応しやすいICL

ICLは、角膜が薄い方や強度近視の方でも適応しやすいのが特長です。レンズは一人ひとりの眼に合わせてオーダーメイドされるため、高精度での視力矯正が期待できます。乱視がある場合や、やや特殊な目の状態でも柔軟があるのが魅力です。

一方、レーシックは角膜の厚さや状況に制限があるものの、軽度〜中等度の近視に対しては非常に高い安定性があり、幅広い世代に向いています。術後の回復も早いため、仕事や家事、学業との両立を考えている方はレーシックにすることも多いです。

「自分はどちらが向いているか」「どんなライフスタイルに合うか」といった視点からも、ICLとレーシックのどちらにするかを考えておくと納得感のある判断につながります。

ICLとレーシックのデメリットを比較

デメリットとかかれた紙

どんな医療にもメリットとデメリットがあるように、あらかじめ懸念点も理解しておくことが大切です。

ここでは、費用や身体的な負担、適応条件など、ICLとレーシックの注意点をわかりやすく整理していきます。「あとで後悔したくない」という方にこそ、参考にしていただきたい内容です。

手術にかかる費用の違い

ICLは、レーシックと比べて費用が高くなりやすいのが実情です。両眼で50〜80万円前後かかるクリニックが多く、レンズが個別にオーダーメイドであることや、手術に関わる設備・検査の内容が関係しています。

一方、レーシックは比較的リーズナブルで、相場は20〜40万円程度です。どちらの手術も自由診療にあたるため健康保険は使えませんが、医療費控除の対象になる可能性があります。確定申告時に申請すれば、一定の還付が受けられることもあるため、事前に確認しておくと良いでしょう。

手術時の費用だけでなく、今後視力が変化したときにどこまで追加費用がかかるかという点にも意識を向けておくと、より納得できる判断につながります。

ICLの値段について詳しく知りたい方は、こちらの記事もご覧ください。

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手術による身体的負担とダウンタイムについて

ICLは、眼内にレンズを挿入する視力矯正手術です。術後に異物感を覚える方は少ないとされていますが、夜間に光がまぶしく感じたり、光の輪が見えたりすることがあります。ただし、これらの違和感は1ヶ月ほどで慣れる方がほとんどです。

また、角膜を削るレーシックと異なり、ICLは角膜を温存したまま手術を行うため、ダウンタイムが短いのも特徴です。多くの方が翌日から視力の回復を実感できます。

一方のレーシックは、角膜の表面を削って視力を矯正する手術です。こちらもダウンタイムは短く、術後すぐに視力が安定する人も少なくありません。ただし、「フラップ」と呼ばれる角膜のふたを作る工程があるため、術後に痛みや乾燥感、軽い違和感を感じることがあります。

日常生活へのスムーズな復帰を重視する場合は、それぞれの術後の異物感やダウンタイムの違いにも注目して選ぶと良いでしょう。

適応条件の広さと制限の違い

ICLとレーシックには、それぞれ「適応する目の状況」に制限があります。レーシックは角膜が一定の厚さ以上あり、近視の度数が軽〜中程度であれば可能ですが、強度近視や角膜が薄い方には不向きとなる場合もあります。

一方、ICLは角膜を削らないため、角膜が薄い方や強度近視の方でも手術対象となる患者さんが多いです。ただし、眼内手術であるため、目の中の構造(前房の深さなど)によっては制限がかかることもあります。

どちらの手術にも、術前の精密な検査が欠かせません。自分の目の現状を知ったうえで、無理なく受けられる手術を選ぶことが重要です。

ICLのデメリットについて詳しく知りたい方は、こちらの記事もご覧ください。

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ICL手術を検討したい人へのご案内

今野公士院長の紹介

ICL手術は多くのメリットを持つ一方で、手術までの準備がしっかり行われるのが特徴です。

ここでは、レーシックとの進み方の違いや、八王子友愛眼科で行っているICL手術の方針についてご紹介します。また、まだ決めきれずに迷っている方に向けて、無料カウンセリングの活用法についてもご案内します。

ICLとレーシックの進め方はどう違う?

ICLは、術前にかなり精密な検査を行い、その結果をもとに一人ひとりに合わせたレンズをオーダーメイドで準備しなくてはいけません。そのため、検査から手術までには1ヶ月程度の準備期間が必要です。少し時間はかかりますが、検査によって高い安全性と視力精度が確保でき、条件が整えば検査から2週間程度で手術日を迎えられる場合もあります。

一方で、レーシックは検査から施術までの流れがスピーディーで、条件を満たせば即日手術が可能なケースもあります。ただし、角膜を削る手術であるため、再調整ややり直しが難しいという点には注意しなくてはいけません。

当院では時間をかけた丁寧な検査と説明を通じて、患者さんが納得したうえで選べるようサポートしています。

八王子友愛眼科でのICL手術についての基本方針

八王子友愛眼科はICL手術だけでなく、眼科診療を幅広く手がけているクリニックですが、レーシックの施術は行っておりません。当院は「高度な眼科医療を、地域の皆さまに提供する」を理念に掲げ、保険診療はもちろん、ICLのような自費診療での治療まで、さまざまな疾患に対応できるよう努めています。そのため、ご来院いただいた際に「ICLが本当に合っているかどうか」をきちんと見極めるためにも、専門的な視点で判断する適応検査の受診が欠かせないのです。

また、診察から手術、そして術後のフォローに至るまで、ICLのインストラクター認定を受けた医師を中心に、眼科専門医が連携して担当します。患者さん一人ひとりの目の状態や、生活スタイルに合わせたご提案を行い、納得できるご案内を大事にしているからです。

「ただ視力を回復させる」だけではなく、年を重ねても持続的に過ごせる手術の提供を目指しています。

ICLかレーシックか迷っている方へ

「自分にはICLとレーシック、どちらが合っているんだろう…?」という段階でご相談に来られる方も多くいらっしゃいます。八王子友愛眼科は専門的な眼科治療を行うクリニックで、レーシックは行っていませんが、レーシックとの違いや特性を比較するための情報はすべて説明していますのでご安心ください。

もし検査の結果、レーシックの方が適していると判断された場合でもその旨を正直にお伝えし、ご希望であればセカンドオピニオンとしてもアドバイスいたします。

無料カウンセリングでは、無理な勧誘や提案は一切行っていません。「今すぐ決めなくてもいいけど、まず話を聞いてみたい」という方も、どうぞお気軽にご相談ください。

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よくあるご質問

ICLやレーシックを検討する際、手術そのものだけでなく、将来的な変化への不安や、技術の違いに関する疑問を抱える方も多くいらっしゃいます。

ここでは、特にご相談の多い5つの質問をピックアップし、どちらの手術が自分に合っているのかを導くヒントをご紹介します。

老眼が進んだらICLとレーシックはどうなる?

老眼は年齢とともに誰にでも起こる自然な変化です。ICLやレーシックを受けた場合も、老眼の影響は避けられません

ICLの場合は、レンズを取り外したり交換したりできるため、老眼に合わせた治療へと移行しやすい柔軟さがあります。今後白内障などの手術が必要になった場合にも、対処しやすい構造です。

レーシックでは角膜を削っているため、老眼に対する再調整が難しいケースもあります。一度の手術で視力は改善しますが、年齢とともに出てくる変化に制限があるという点は知っておきたいところです。

ICLとレーシック、レンズや技術の違いは?

ICLでは、STAARSurgical社製の後房型レンズが使われるのが一般的です。なかでも「ホールICL」と呼ばれるレンズは、中央に小さな穴が空いていて、眼内の水の流れを妨げない設計が特長です。

レーシックは、フェムトセカンドレーザーなどの先進技術で角膜を削ることで視力を矯正します。最近では、より精度の高いレーザーや装置が進化しており、安全性と術後の持続性が高まっています。

メリットが異なるからこそ、自分の目の現状やライフスタイルに合った方法を選ぶことが大切です。

ICLとレーシック、失明などのリスクは?

どちらの手術も、適切な検査と管理のもとで行われる限り、失明のような深刻なリスクは非常に低いとされています。

ICLは眼内手術のため、まれに眼内炎などの感染症が起こるケースがありますが、手術環境と管理体制が整っていればリスクは最小限です。

レーシックは角膜表面の手術なので感染のリスクは少なめですが、フラップ(角膜のふた)のズレやドライアイなどの軽微なトラブルは術後に出ることがあります。

いずれの場合も、医師の経験や衛生管理、術後のフォロー体制によって安全性は大きく左右されるため、信頼できる医療機関での受診が重要です。

ICLとレーシック、どちらが「一生モノ」?

視力矯正手術に「一生モノかどうか」を求める方もいらっしゃいますが、正確にはその人の目の状態や視力の変化によって異なるのが実際のところです。

ICLは、視力が安定していれば長期間レンズを使い続けることが可能で、状況に応じてレンズを取り外しもできます。可逆性があるため、将来の変化にも柔軟性があるのが魅力です。

レーシックは一度の手術で完了する点がシンプルでわかりやすいですが、視力が戻ったり老眼が進んだりした場合の措置が難しいこともあります。

長期的に一定程度の視力を保ちたい方は、ICLの柔軟性が切り札になるようです

相談時にレーシックかICLか決めてなくても大丈夫?

もちろんです。多くの方が「まだ迷っている最中」でカウンセリングに来られます。

八王子友愛眼科はICLのみ取り扱っていますが、レーシックとの違いや、どんな方にどちらが向いているのかについて、客観的なデータと経験をもとにご説明しています。

ご自身の目の状態をきちんと知ったうえで、納得して選んでいただくことが肝心です。「まずは話を聞いてみたい」という方も、どうぞ気軽にカウンセリングをご活用ください。

ICLについてもっと詳しく知りたい方は、下記のページをご覧ください。
手術の流れや費用、ICLの特徴など、わかりやすくまとめています。

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まとめ

ICLとレーシックは、いずれも信頼性の高い視力矯正手術ですが、手術の方法や得意とする領域には明確な違いがあります。

ICLは角膜を削らず、将来の変化にも柔軟に対応できる構造が魅力です。一方、レーシックは短期間で視力を回復させたい方や、軽度〜中等度の近視に適したシンプルな治療法として選ばれています。

大切なのは、自分の目の現状や生活のスタイル、今後どのように過ごしていきたいかなどの考え方をもとに、納得できるものを選ぶことです。八王子友愛眼科ではレーシックとの違いも丁寧にご説明しながら、適応検査とカウンセリングを通じて一人ひとりに合った治療をご案内しています。

まだ迷っている方も、まずは自分の目の状態を知ることから始めてみませんか。

未来の視力まで見据えた選択を、私たちと一緒に考えていきましょう。

八王子友愛眼科は、医療法人社団インフィニティメディカルが運営する3つのクリニックのひとつです。グループには、八王子友愛眼科・武蔵野友愛眼科・湘南友愛眼科の3院があります。
ICLの無料適応検査は、八王子友愛眼科に加えて湘南友愛眼科でも実施しています。ご希望のクリニックまで、お気軽にご連絡ください。

八王子友愛眼科 ※ICL無料適応検査 実施中
〒192-0081 東京都八王子市横山町22−3 メディカルタワー八王子 6F
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湘南友愛眼科 ※ICL無料適応検査 実施中
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今野医師
監修ドクター
八王子友愛眼科
インフィニティメディカル 理事⾧ 八王子友愛眼科 院⾧
今野 公士
専門分野:屈折矯正、白内障、涙道、眼瞼
専門分野:屈折矯正、白内障、涙道、眼瞼
資格・所属学会
  • ICL指導医資格(STAAR Surgical認定)

  • 日本眼科手術学会所属

  • 日本白内障屈折矯正手術学会 所属

  • 日本眼科学会認定 眼科専門医

  • 杏林大学医学部眼科学教室非常勤講師

  • 日本涙道・涙液学会理事

  • 日本眼科学会プログラム委員

  • 南多摩眼科医会副会長

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